皆さん、ご機嫌いかがですか。

今回は、前回、並木伸一郎氏からの話題にありましたテクタイトについて、アメリカ情報員の松原さんからメールを頂きましたのでご紹介します。松原さんは、火星の研究者を目指していたとあってテクタイトのことはよくご存知でした。テクタイトとはどのようなものかなどは放送でご紹介します。昨年は、隕石の話題がありましたが、今年も様々な発見があることを期待しましょう。

 また、K所長がある人物から頂いた「あるもの」についての紹介があります。それは、宇宙人から教わって作ったと言うものなのですが、それはどのようなものなのか放送をお楽しみに。


謹賀新年


・並木伸一郎氏の「Namiki Mysstery Channel」が現在、順次配信中です。
それぞれ10数分にまとめられていますので手軽に楽しめる番組です。



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・所長:K
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情報員からのメール

アメリカの松原さん
昨年は全人類の危機ともいえる大変な年でした。今年もどうなるのかまだまだ予断を許しませんが、新たな10年紀の始まり、夢とロマン、そして、希望でやっていきたいと思います!

ところで1月2日のお正月生放送特番、並木伸一郎さんとK所長のお話の中で、最近「天宮さん」が「テクタイト」に興味を持っておられるとか?天宮さんが入手されたテクタイトをOUCで分析中とか???天宮さんといえば一昨年『日本UFO研究史』を上梓された天宮清さんですよね。日本のUFO史についての貴重な書ですので、(約1年前から子供時代のUFO研究を再開した)新米研究家の私も日本から取り寄せ、正座して読みました。あの"真性"UFOを追及しておられる天宮さんがなぜテクタイトに関心を?UFOとの関連を、何か発見されたのでしょうか?
 テクタイトというのは、私が子供の頃、(子供向けの)石の図鑑に「月のしずく」と紹介されており、地球上の限られた場所でしか発見されない天然ガラスで、大気中を飛行時に形成されたと考えられる、独特の形状のものもあり、地球外起源という説もある正体不明の石、と説明されていました。しずく(涙)型のものがあったり、月から来た?という説もあったので、当時は「月のしずく」とも呼ばれることがあったようです。そんな説明(特に「正体不明」という部分)に、私は大いに夢とロマンを感じ、(例の取り逃がした)隕石と共に、小学生の頃から、テクタイトにも興味を持っていました。
 半世紀にわたる学界の研究の結果、今日では、テクタイトは、大きな隕石が落下した時の衝撃で、地球の岩石が溶け、ガラスとして固まったもの、というのが定説です。正直、正体が分かって、夢やロマンは減じてしまったような気もしますが、ヨーロッパ産の緑色で「モルダバイト」と呼ばれるものは、昔から宝石として珍重されていますし、(ここから先は私にはよく分からないのですが、特別な波動を感じる方もおられるということで)現代では、パワーストーンとしての人気も高いようです。(2016年に『ムー』の付録にもなりました。貴重な「モルダバイト」が付録とは、昔、小学生向け科学雑誌「科学」や「学習」で、ふろくが鉱物標本セットの時には、鉱山が一山なくなったという、あの学研グループだからこそできたのでしょうか?まあ、あの付録は、人造のガラス玉ではないかという説もありますが・・・。おっと、話がそれそうなので、元に戻して)
で、テクタイトの正体がそろそろ分かってきた頃、大学生になって、教養学部で地学の授業を受けていました。そこで、大学の研究室にはたまに「紫の座布団」に乗った石が持ち込まれ、分析を依頼されるという話を聞きました(隕石ではないか?調べて欲しいということで持ち込まれることが多いようです。そしてほとんどの場合、珍しくも無い地球の石です。教養学部の教授は、学生の興味を引くためでしょうか、よくそういう面白い話をするものでした。)
 その後、火星の研究者を(かなり本気で)目指して、大学院生となって、研究室にいたのですが、なかなか「紫の座布団」に乗った石はやって来ませんでした。が、ついにある日、研究室のみんなが休憩に、コーヒーを飲みにやって来る談話室のテーブルの上に、それらしきものがあったのです。座布団はなく、無造作に、テーブルの上に5センチほどの丸っぽい黒っぽい石ころが乗っかっていましたが、一目でテクタイトと分かりました。形状と色から、おそらくアジア産だと思いました。当時研究室でテクタイトを研究している人はいませんでしたので、外部から持ち込まれたものだろうと推測しました。
 しばらくして(博士コースの)先輩がやって来たので、石について聞いてみました。するとほぼ予想したとおり、フィリピンで会社を経営している人から持ち込まれたもので、月に一度ほど、空から火の玉が降って来る場所がある、この石がその空から降って来た石である、と現地住民が持ってきたので、分析して欲しいと依頼されたというのです。ふうん、これテクタイトだと思いますけど、と私が言った時、先輩の目がキラン!と光りました。その研究室は惑星の研究をしていたので、宇宙から来たとされる謎の石が持ち込まれたのでしょう。でも、本物の隕石ならともかく、テクタイトについては誰も知らなかったのだと思います。多分私の一言で正体が分かったのです。次に私が談話室に来た時には、石の横に図書館から借りだしてきたテクタイトの図鑑が置いてありました。
 フィリピンの会社社長に、どのような説明がなされたのか、私は知りませんが(多分常識的に、これはテクタイトの一種、フィリピン産の「フィリピナイト」というもので、最近空から降って来たということはあり得ないと回答したものと思われますが)、夢とロマンで雑学的に得た知識が、科学の場で役立つこともあるのだなぁ、と思いました。好奇心が重要なのであって、当然のことなのかもしれませんが・・・。テクタイトといえばそんな思い出があります。OUCの分析で、どんなことが分かったのかにも興味津々です。続報を期待しています。