皆さん、ご機嫌いかがですか。
前回は、月刊ムー6月号の並木伸一郎氏の執筆された記事についてご紹介いただきました。内容については、また次回にでもご紹介したいと思います。
今回は、3日に放送した特番生放送でご紹介したアメリカ国防総省による未確認航空現象の映像に関する声明について、一般にはやや誤解をされている方もいるようなので改めて説明致します。これについては、アメリカ情報員の松原さんに翻訳していただきましたので、ご紹介します。

<アメリカ国防総省の声明文> 訳:アメリカ情報員松原

国防総省による歴史的海軍のビデオの公開に関する声明​ 2020年4月27日​​
訳注:歴史的とは、過去の、といった意味で、歴史に残る(偉大な)という意味ではありません
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国防総省は、1本は2004年11月、他の2本は2015年の1月に撮影され、2007年と2017年に無許可のまま、パブリックドメインに出回った3本の海軍の非機密ビデオの公開を正式に許可した。アメリカ海軍は、パブリックドメインに出回っているこれらのビデオが、海軍の正真のビデオであるという事実をかねてから認めていた。[訳注:米海軍は、これらのビデオが未確認航空現象を撮影したものであることを、昨年9月に認めていました。]
国防総省は、徹底検証を行った結果、これらの非機密ビデオを正式に公開しても、機密に関わる[訳注:国防総省の機密に関連した、という意味]能力やシステムが漏洩することはなく、未確認航空現象による軍事空域侵犯の将来の調査を阻害することもないと判断した。国防総省がこれらのビデオを公開する理由は、出回っているこれらの映像が正真なものであるのか、他に映像はないのかといった一般の誤解を一掃することである。これらのビデオに写っている航空現象は、依然として「未確認」[訳注:正体が分からない、ということ]である。公開されたビデオは​、海軍航空システム・コマンド情報自由法閲覧室: https://www.navair.navy.mil/foia/documents にある。​​
​​
注:この声明文では、「海軍(の)ビデオ」とあるだけで、海軍"によって"撮影されたとは明言されていない。​
・「公有領域」の訳語を、より一般的な「パブリックドメイン」に変更。​
・"impinge"は、単に「影響が出る」よりも強い言葉なので、「阻害する」に変更。​
・"to clear up any misconceptions"は、単に「誤解を解く」よりも強い言葉なので、「誤解を一掃する」に変更

原文は、国防総省のホームページをご覧ください。

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